2007年01月

本屋さんの看板猫?

久しぶりに、商店街の本屋さんに行きました本一昔前は、商店街に人があふれ活気があったのに、最近は日曜日でもガラガラです。と言うのも、駐車場が完備されている大型スーパーにお客さんが流れていくからです。

この本屋さんも、私が高校生の頃は、数少ない学生の溜まり場でした。行けばかならず誰かに会いました。大学に入った先輩達が、夏休みにおしゃれな格好で、帰って来ている姿を見て、あこがれたこともあります。今のように、学生が気楽に入れるマクドナルドもなかった時代です。よく友達とも通いました。なつかしい思い出が、いっぱい詰まっていますにっこり

しばらくぶりの本屋さんでは、なぜか猫猫が闊歩していました。時々本屋さんのご主人が飼っている、赤いバンダナを巻いた犬がベンチで寝そべっていることもあります。猫は、ワゴンに乗っていた餌を食べたあと、マイベットで、身づくろいに必死でした。猫好きな私は、思わずじーっと観察してしまいました。猫と犬犬が我が家のように、くつろいでいる。そんな摩訶不思議な本屋さんです。でも、動物が苦手な人は、ちょっとびっくりですね~ショック
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私の好きな風景

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今日は、春のような暖かい日差しでした。淡路島は、農業用のため池が多い所です。少し曇っていましたが、池の水にキラキラと太陽の光が反射して、美しい光景が広がっていました。

何ともない風景ですが、なぜか落ち着きます笑顔

ささやかなものが好き

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ささやかなもの、見過ごされているもの、忘れ去られているものが好き。大きな声を発しているものより、そっとささやくもの、声なき声を発しているものに私の耳は反応します。何かに引き寄せられるように、そういうものに月目が向きます。

この写真は、去年訪れた熱田神宮の大きな通りから、少しはずれた道です。たくさんの人がお参りしているのに、ここは、誰も歩いていませんでした。確かに樹木以外に何もありませんでした・・・それでも、ここを歩きたかったのです足跡

私は、誰ともしゃべることが出来ない、内気で孤独な子供時代を過ごしました。10才くらいまで、友達と呼べる人もほとんどありませんでした。今だったら完全にいじめの対象になっていたでしょう。存在感のない子供でした。私がしばらく学校を休んでも、クラスの皆には、何の影響もなかったでしょう悲しい

私が、ささやかなものに惹かれるのも、その寂しい体験があったからかもしれません。かっての自分の姿と重なって見えるのですね。

華やかなものには、皆がすぐ目を留めてくれます。ささやかなものは、なかなか気づいてもらえません。せめて私だけでも、気がついてあげたい。遠慮がちだけど、静かに光を放っている・・・「私はここにいます」とかすかな声が聞こえた時、その姿に、優しいまなざしを留めたいと思うのですプレゼント

冬萌

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1年で、一番寒いと言われる大寒の1月20日も過ぎました。今年は暖冬ですが、寒さはこれからが本番です。今、落葉樹木はどの木もすっかり葉を落とし、枝だけの寂しい姿で冬の寒さを耐えています。

ところが、冬眠しているように見える木々の幹の中では、次の季節への準備が休みなく、着々と進められています。

散歩した時に、桜の木をよく見ると、小さな花芽がたくさん見つかりました。冬に草や木の芽がわずかに萌え出していることを、冬萌と言うそうです。

一見何も動いていない、全く変化していないように見えても、毎日するべきことをちゃんとやっていく。そんな小さな日常の積み重ねが、やがて大きな変化をもたらすのではないでしょうか。時が来れば、この冬萌のように、自然に芽が出て美しい花を咲かすことができる・・・と信じてまる

町の自転車やさん

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これは、橋のたもとにある近所の自転車やさんです。普段の乗り物は車車です。でもたま~~に自転車に乗ることもあります。この前、タイヤがパンクしたので、自転車やさんに持って行きました。めったに乗らないので、埃まみれでした。さすがに、「ちょっと恥ずかしいなあ~」と思い、自転車を簡単に拭いて持って行きました。

用事があったので、お店に自転車を預けて、帰りに寄ることにしました。すると、私の汚い自転車は、きれいに磨かれピカピカになっていましたキラキラ「あれっ?磨けばこんなにきれいになるの?」とびっくりくらいの変身ぶりです。結局簡単なパンクだったので、修理代も1,000円でおつりが来ました。店のおじさんは、「車もええけど、たまには自転車に乗ってあげてな~可愛がってやってな」と声をかけてくれました。おじさんの仕事に対する愛着と誇りを感じました。

何だかとっても心が温まりました太陽まだ、人情のあるお店もあるのですね。セルフのスーパーマーケットに慣れている私には、新鮮な出来事でした。お店に掛かっていた白い布に、こんな言葉が書かれていました。

「きょうも町がよくなれと、みんなの足のりんりん病院」
プロフィール

taranohidamari

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