この可愛いアメリカン・ショートヘアの猫ちゃんの飼い主さんとは、かれこれ4年前コーチング講座を通じて出会いました。
彼女は全くコーチングの知識はなく、真っ白なスポンジのように学びを吸収していました。元気いっぱいで何事にも一生懸命な姿に好感が持てました。コーチングはけっして上手くはないけど、率直な思いを発した時、心が揺さぶられる感動がありました終わりの挨拶で、自分に言い聞かせるようにとつとつと話していた姿も忘れられません。
そのことを伝えて以来、メールでのお付き合いが始まりました。彼女からの返事は、いつも絵文字満載の元気メールでした携帯初心者の私は、「へえ~こうして使えばいいんんだ」と絵文字の使い方を教えてもらいました。
そんな賑やかなメールが、ある日を境にしてプッツリと来なくなりました返事も返って来ません。「いったいどうしたのだろう・・・いろいろ学び始めているから忙しいのかな?」気になりましたが、そのうちに連絡があるだろうと思っていました。メールだけのお付き合いなので、直接電話するのも気が引けましたし
その後も音沙汰はなく、彼女の存在は、コーチングの場からも忽然と消えてしまいました。きっと何が事情があるのだろうと思い、メールを待ち続けました。数ヶ月立った頃、突然彼女から連絡がありました
それは「大きな病気をしたので、実家で療養している」というビックリする内容でした簡単なメールです。もちろん絵文字もなく事実だけが書かれていました。何の病気かも説明がありません。それだけ辛い事情なのだと想像できました
私は、「少しでも早い回復を心から祈っています」と返事を送りました。ただそれだけしか書くことができませんでした。
あれから3年近く立ちます。今でも「ふと元気にしてるかなあ~?」と思い出した時、彼女にメールをしています負担にならない程度なので、2.3ヶ月に一度くらいでしょうか。返事が来るとほっとします。何の病気なのか聞かないし、彼女からも詳しい話はありません。いつもお互いに飼っている猫の話ばかりです
最近忙しかったので、しばらくメールをしていませんでした。すると初めて彼女の方からメールがありました。嬉しかったですねだんだん絵文字も復活してきて、ゆっくりだけど、少しずつ元気になっている様子が感じられました。
その間一度も会ったことがないので、彼女の声も顔も4年前の記憶のままです。携帯メールで繋がった細いきずなです。でもこんな繋がりがあってもいいかなと思っています。いつも気にかけている訳ではないけれど、心のどこかで思っている。そして、思い出した時連絡してみる。返事が来て安心する
普段は見えないきずなが、キラッと光る瞬間ですそのきずなをこれからも繋いでいきたいと願っています。彼女の回復も祈りながら。。。
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