
23日のガイアシンフォニーの続き・・・と言うか、ピアニストのケリー・ヨストのお話です。何だか、ケリー賛歌になってしまいましたけど、最後までお付き合いくださいね

ケリーはアイダホの小さな田舎町に生まれました。今でも故郷の美しい自然の中で暮らしています。森の木々を吹き渡る風や光、季節の移り変わりを魂で感じながら生きています

故郷を離れてのコンサートは一切せず、ご近所の子供や大人達にピアノ


どこにでもいるアメリカのごく普通のおばさまなのですが、笑顔はとても若々しく柔らかな印象です。
そのケリーが、乳がんを患っていることを静かに語る場面がありました。ガイアシンフォニー出演の依頼があった時、ちょうど手術と重なり、一番つらい時期だったそうです

「ほんとうにつらくて苦しい時期だったわ・・・それでも人生は続いていくのよ・・・もしかしたら、またいいことがあるかも知れないと思いながら生きていくのよ・・・」つらい思い出をかみ締めるように、そんな言葉が出てきました

それでも人生は続いていく・・・そうですね!
どんなに毎日苦しくても、つらくても、悩んでいても、死にたくなっても、自分の思いにお構いなしに、夜が明ければ朝がやって来る。又1日が始まる。それは変わらない事実です。そうして人生は続いていくのです

私はコーチングで、いろいろ悩んでいる人の話を聞く機会が多いのですが、以前はよく「何でもできるとしたら何をしたいですか?」こんな質問をしていました。もちろんその質問が効果的な場合もあると思います。
でも今は、「どんなにつらくても、それでも人生は続いていく」
ケリーの言葉をそのまま受け取りたい。「その現実の中でしっかり向き合いながら、どうなりたいのか?」その人の真実の願いを聞き取り、で、どうするか?を一緒に考えていきたいと思うのです

ケリーは結婚しているのか?どうかはわかりません。家族は登場しなかったので、もしかしたら独身かな?
どちらにしても、人生の先輩として、そうありたいと願う姿です。人としての美しさが滲み出ているケリー。その心の奥深くには、きっと様々な苦悩があったはずなのに、軽やかに、大地を踏みしめながら、しっかりと一歩ずつ歩いているケリー。凛とした強さと水の流れのようなしなやかさが魅力的なケリー

ケリー・ヨスト。私の心に深く刻まれた女性です

ケリーのCD!早く聞きたいな

ゆかりさん。お待ちしていまぁ~~す。
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