先日の続きです。
5日までの「薫陶の郷」収穫祭も無事終わったようです。最終日の5日は雨だったので、ちょっとお客さんが少なかったかもしれません。

私達が訪れた日は好天だったので、大勢のお客さんで部屋の中も大賑わいでした。こちらにも、素朴で味わいのある器たちが待っていました。
4f21522d.jpg


この絵付けの青色が何とも素敵鐘 実際はもっときれいな青です。
425200b1.jpg


ざくろを入れて~秋ですねカエル
ac9af17b.jpg


「波のランプ」です。蛍光灯と違って、ランプの光は優しく暖かく届きます電球 秋の夜長・・・こんなランプのもとで、ゆったりと過ごしたいですね~
3ab7a29a.jpg


わあ~~びっくり!!これは瓦でできたチェスです。
何と鬼瓦で作られています。鬼師「川崎 忠之」さんの作品です。
18b4efcd.jpg


近くで見ると恐ろしい顔だわショック

99b59f6e.jpg


淡路島は玉ねぎだけでなく、瓦の産地でもあります。阪神淡路大震災のあと、瓦は重たいからと敬遠される傾向にあり、今瓦産業は苦境に立たされていますアウト

一緒に行った友人の弟さんも鬼師をやっています。鬼瓦の需要も減っていますが、今30代の若い鬼師たちが元気に活躍しています。川崎さんも、地元出身ではないのに鬼瓦に魅せられ、師匠に弟子入りし、昨年独立したそうです。

「川崎君もよう頑張って独立したわ~」と、弟さんを通じて、川崎さんを知っている友人が話してくれました。小さいけれどとても迫力ある鬼瓦です炎
美しいし、迫力満点!!川崎さんを知らないけど、思わず「これからも頑張ってね!」と声をかけたくなるような作品でした。

収穫祭で出店した作家の方達は、20代、30代の若手が多いようです。淡路は今ひとつ活気がありません。大企業がどんどん撤退しています。地方なので、都会と違って芸術や文化にも縁遠いのです。でも、こんなに若い芸術家たちが一生懸命頑張っている姿を見て、ちょっぴり嬉しくなりました。

これからも、ずーーーっと応援したいなあ~拍手