我が家の女王様ミミです。この子は、ちょうど8年前の今頃、うちの子になりました。2、3日前から、近所でニャーニャーとやかましく鳴く子猫の声が気になっていました。どこで鳴いているのか全くわかりません。たまたま飼っていた猫が病気で亡くなったので、うちへ来たら飼ってあげられるのに・・・と思っていました。
その願いが通じたのか、ある朝、新聞を取りに行こうとしたら、小さな子猫が庭に寝ていたのです薄い灰色の痩せっぽっちの猫でした。お世辞にも可愛い!とは言えない。「おいで~」と呼ぶと、ちょっとだけ警戒したあと、すーーっと膝の上に乗って来ました。拾ってから3日間、片時も私の膝の上から離れようとしない甘えんぼうでした。捨てられてから、よほど心細かったのだと思います
耳がとても大きく長かったので、ミミと名づけました。以来8年近く、いつでもどこでも私と一緒です大きくなるに連れだんだん美猫に変身!相変わらず甘えた猫で、ブログを書いている今も膝の上にいます。夜布団を引くと、さっと私の左腕にもたれかかって眠りにつきます。夏の暑い日も
そのミミが今病と共にいます。人間で言うと慢性腎炎です。腎臓の機能が少しずつ衰えてくる病気です。人間も同じですが、完全に治す薬はありません。治療は週2回の点滴です。最初は動物病院で点滴をしていましたが、最近は私が自宅で点滴をするようになりました
もちろん猫は、点滴なんて大嫌い!嫌がってしょうがない。毎回怒りながら騒ぎ立てますでも点滴をしなければ生きていけないから、私も必死です。最近少しずつコツを覚え、以前より上手く点滴できるようになりました。でも相変わらず大騒ぎです。
あれだけ逃げ回っているのに、今日も点滴が終わってから5分もしないうちに、私の膝の上で居眠りです。動物が無条件に人間を信じて、愛してくれていることを実感する時間です
写真ではわかりませんが、かなり痩せてしまいました。でも、まだまだ元気で庭を走り回っています。この前の血液検査も前回より改善されているそうです。と言っても治る病ではありません・・・
この先いつまで一緒にいられるのだろう?と思います。「しんどい」とも「痛い」とも何も言わないだけに心が痛みますいつまでかわからないけど、できるだけ元気に楽しく生きてほしいと願っています。そのためにも、せっせと点滴頑張ります。少しは慣れて、おとなしくしてくれると助かるのにね~ミミちゃん
聞こえてるのか?聞こえてないのか?また寝てしまいました。いや、都合悪いので、寝たふりでしょうか?