私が最近関わっている、自立型支援方法を伝えるマザーズサポーター(マザサポ)活動。昨日は企業にマザサポを導入するための、メンターサポートの定例会がありました。

どんなにすばらしい企業研修を受けても、実際の現場で生かせなければメリットはありません。ちゃんと現場で使ってもらうために、組織と現場をつなぐ橋渡しがマザサポの役目ですジェットコースタそのためには、まず何でも話せる安全な場を作ることが大事です。同じ職場の中では、本当に思っていることはなかなか口に出せません。そういう場を講師が作るためには、大変な筋力がいりそうです。

そんなことを考えながら、今日あるメーリングリストを幾つか読みました。どのMLもマザサポほど活発ではありませんでしたが・・・うまく機能しているMLと、ほとんど機能していないMLの両方がありました。その違いは何だろう?

うまく機能しているMLは、読んでいても気持ちが弾みますにっこりMLの管理者がグループを立ち上げようとした思いを率直に、自分の言葉で語ってたのが印象的でした。もちろん失敗談も。そして、誰かが投稿した時は、温かい承認と共に自分の感じたことや意見を伝えている。一人一人を大切に尊重している様子が伝わります。だから自然とMLの中に安全な場が生まれていました太陽

逆にあまり機能していないMLは、それぞれが自分の意見を一方的に吐き出している感じですダッシュ管理者が、まだ場がしっかり作られていないうちから、何をしようかと行動に目を向けていました。皆にその方法を提案しながら、コントロールしようとする意図が見え隠れしていました。

管理者は、誰かが投稿した時は、その人の意見について、意見だけで返している。そのうち他の人も自分の意見だけをつぶやくようになり・・・だんだんMLが閉ざされ、投稿が減り、今では管理者だけが投稿するブログ状態になっていましたはさみ やはり管理者のあり方が大きく影響しますね。

この状態って、企業でもよく見る光景です。最初はやる気のあった部下も、いつの間にかやる気が失せてしまって、上司だけが一人空回り。どこにでもこんな事が起こっています。

私達マザーズサポーターがやろうとしていることは、やりがいがありそうです。皆、頑張ろうね笑い