私の大好きな映画監督、ルキノ・ビスコンティ特集が、NHKのBS2で始まりました!

ビスコンティ(1906~1976)は、イタリア・ミラノの貴族出身です。人間の醜さやどうしようもない感情を、熱く苦しく悲しく訴えかけます。そして耽美で、退廃的な美しさに満ちています。深い人間性を描き続けた監督です。映画の根底に流れるのは、人間への大いなる愛ですラブ

ビスコンティ語録より音量
「私が映画の道に入ったのは、生きている人間の物語を語りたかったのだ」

かなりヘビ~~~ィな映画ですが、秋の夜長に、ちょっと人生を振り返ってみたい方にお勧めかも知れません笑顔
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

衛星映画劇場(BS2)
名匠ヴィスコンティ生誕100年

22日(水) 後8:00~9:43 白夜 1957年・イタリア/フランス
ロシアの文豪ドストエフスキーの中編小説を、イタリアの巨匠ルキノ・ヴィスコンティが映画化した悲しい恋の物語。

23日(木) 後8:00~前0:00 ルートヴィヒ 1989年(オリジナル1972年)/イタリア・西ドイツ/フランス
19世紀半ば,美と芸術を深く愛したルートヴィヒ2世の波乱に満ちた生涯を描いた4時間近い大作。

27日(月) 後8:00~10:50 若者のすべて 1960年・イタリア/フランス
イタリア南部から大都市ミラノへ移住してきた家族の悲劇を通して、兄弟間の愛と憎悪を描くとともに、イタリアの厳しい現実を鋭くえぐった壮大なドラマ。

28日(火) 後8:00~10:12 ベニスに死す 1971年・イタリア
巨匠ヴィスコンティによるドイツ3部作の第2作。

29日(水) 後8:00~10:22 郵便配達は二度ベルを鳴らす 1942年・イタリア
ヴィスコンティの記念すべきデビュー作で、当時のイタリアの現実と人間の欲望を描いたアメリカ人作家J・M・ケインの同名小説を映画化。

30日(木) 後8:00~9:41 熊座の淡き星影 1965年・イタリア
ギリシャ悲劇のエレクトラの伝説をもとに、巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督が描いた背徳と復しゅう、そして家族の崩壊を描いた物語。