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阪神・淡路大震災から12年。神戸の長田区にあった公設市場の防火壁が、淡路島に移設されています。長田周辺が火に包まれたのに、この壁だけが焼け残り、類焼を防いだそうです炎今は震災のモニュメントとして、ひっそりと時を過ごしています。

悲しみと苦しみを最後まで見届け、その記憶を背負って立つ「神戸の壁」。 現実の形として残っている壁から、生き残った私達に重いメッセージが伝わってきます。

21日に終わったルミナリエの鎮魂の光を引き継ぐために、22日から「神戸の壁」をライトアップしていますキラキラ当日は、1分間の黙祷の後、幼稚園児の歌と共に点灯されました。

このささやかな灯火が、志半ばで亡くなられた人々の魂と、残された人々の心に優しく温かく届いてほしいと願わずにはいられませんでした。改めて「私はやるべきことを一歩ずつやって行こう」そう思いました。

今日は、クリスマスイブ木平和な時間の中で、静かな祈りを捧げたくなりました。