6月の花と言えば紫陽花ですね~これは家の庭で、2,3日前に満開になった紫陽花です。今は亡き祖母が20年以上前に植えたものです。まったく肥料も石灰もやっていないので、自然のままの色です。始めは白っぽくて、小さくて地味な紫陽花でした日を追うごとに色が変化し、美しいラベンダー色になりました。しかし、ここまでよく花をつけたものです。
と言うのも、私は6月生まれなのに、何となく紫陽花が好きではありませんそれに紫陽花を庭に植えると、あまり縁起が良くないと聞いてから、ますますどうでもよくなってしまい、ここ数年バッサリ枝切りをしていました。
それにもめげず、毎年枝が伸びて葉っぱが出て来ました。たまに花が咲かない年もありましたが・・・あまりの生命力に2年前に根負けしてしまい、様子を見ることにしました。すると今年花が6つも咲きました。でも他の家の紫陽花と比べて、色が美しくないし存在感がないな~やっぱり見劣りがすると思っていました。
そのことを友人(と勝手に思っている)にメールをしたら、こんな素敵なコメントが返ってきました。「ちよこさんところのミルキーな色も私は好きだけどなぁ。雨に溶けてしまいそうな、やさしい色合いですよね」
ミルキーな色ねぇ♪確かに♪ウフフ。。。何だか嬉しくなって、紫陽花の写真を撮ろうと思い立ちましたどう撮ったら花が美しく見えるのか?真正面からではなく、いろいろな角度から撮ってみよう!しばらく紫陽花と向き合い観察してみました。
花の下に座り込み、共に過ごす時間。。。午後の昼下がり。静かで優しいひと時です。どこからか花の声が聞こえてきそうな気がします。今まで気にも留めなかった紫陽花なのに、本当はいろいろな表情を持っていたのです。たとえば・・・
花の裏側を覗くと、こんな世界が広がっていました。
今まで手まりのような表側の紫陽花しか知らなかったなあ~
雲一つない青空に向って、真っ直ぐ伸び花咲く姿も美しい!大きな緑の葉っぱも力強い!この花は、まだミルキー色してます。
そして紫陽花から届いた無言のメッセージに、ハッとしました人も同じだと思いました。わが身を振り返り「いつもこの人は、こういう人だから」と、一方的な思い込みで付き合ってなかったかしら??ちょっと思い込みをはずして、そのままその人を受け取ったら、何が見えるだろう?
今まで見ようとしなかった、その人の心の色が見えるかな素敵なところもいっぱい見えるかな?意外な発見もありそう。紫陽花のように人の心は日々変化していくけれど・・・また自然からの贈り物をもらいました!!
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